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リハビリの長期目標の期間と効果的な設定方法とは


リハビリの長期目標は、どの期間で、どのように立てれば良いかご存じですか。
これ、「なりたい自分」と「SMART原則」を意識することで解決します。
私も脳梗塞発症当時、この点を意識することで、効果的な目標を立て、リハビリ効果を高めることができました。
ということで今回は、長期目標の期間と設定方法について見ていきたいと思います。
この記事を読むことで、あなたのリハビリがより効果的になること間違いなしです。

リハビリの長期目標の期間は半年後がお勧め

リハビリの長期目標の期間は、半年後がお勧めです。
なぜならば、後遺症の改善は毎日の積み重ねなので、長すぎてもやる気がなくなりますし、短すぎても目標達成が難しくなるからです。
例えば、私も脳梗塞発症当時、半年毎に目標を見直していました。というのも、1年後の自分は想像できませんでしたし、1ヶ月後では変化を感じることはできなかったからです。
このような理由で、リハビリの長期目標の設定期間は、半年後がお勧めになります。

長期目標の設定方法

長期目標を設定するには、「なりたい自分」と「SMART原則」を意識することが大切です。
この2つを意識するだけで、あなたの目標設定は劇的に有意義なものへと変化します。
ここからは具体的に、その設定方法について見ていきたいと思います。

1、 半年後になりたい自分を想像する
まずは、自分が半年後にどうなっていたいかを想像してみてください。この時に大切なことは、自分に制限をかけないことです。

2、 SMART原則を意識して、なりたい自分を長期目標に落とし込む
みなさん、SMART原則をご存じでしょうか。この手法は、目標設定を行う上で、とても大切な手法になりますので、ここから1つずつ見ていきたいと思います。

⑴ 「S」Specific
あなたが立てた目標が、具体的で分かりやすい目標なっているかをチェックする
⑵ 「M」Measurable
あなたが立てた目標が、数字などで測定可能になっているかをチェックする
⑶ 「A」Attainable
あなたが立てた目標が、達成可能なものになっているかをチェックする
⑷ 「R」Result-based
あなたが立てた目標が、現実的なものかをチェックする
⑸ 「T」Time-oriented
あなたが立てた目標が、期限が定められているかをチェックする

つまり、なりたい自分を想像してから、SMART原則を意識して長期目標に落とし込むことがポイントなのです。また、目標選定の際には必ず、担当セラピストのアドバイスを受けることが大切です。

リハビリで長期目標を立てる重要性

リハビリでは、長期目標を立てることが重要です。
なぜなら、リハビリは日々の積み重ねですから、長期目標がなければ継続することができません。
例えば、ゴルフでも100を切るなど目標があるから、練習を頑張ることができるのではないでしょうか。これはリハビリでも同じことです。
つまり、リハビリを続ける上で、長期目標はなくてはならないものなのです。

長期目標から中期・短期目標に落とし込む方法

長期目標は、中期・短期目標まで落とし込むことで、効果を発揮します。
なぜなら目標は、日々の行動にまで反映させることが重要だからです。
ここからは、中期・短期目標の設定方法について見ていきたいと思います。

1、 中期目標
3ヶ月後を目安に、長期目標を達成するために何が必要かを考え、落とし込んでください。また、目標設定の際には、SMART原則を意識してください。
2、 短期目標
1ヶ月後を目安に、中期目標を達成するために何が必要かを考え、落とし込んでください。また、目標設定の際には、SMART原則を意識してください。
つまり、中期・短期目標は長期目標を達成する上で欠かせないものであり、その設定は長期目標から逆算して行うべきものなのです。

リハビリで目標を立てるメリット

リハビリで目標を立てるメリットは沢山ありますが、中でも重要なのが、モチベーションを維持するという点になります。
なぜなら、人間はモチベーションを維持できるから、努力を続けることができるのです。
例えば、スポーツで日々の練習に耐えられるのは、試合で勝つという目標があるからです。
つまり、リハビリにおいてもモチベーションを維持するために、目標設定は欠かせないのです。

目標の具体例

ではここで、リハビリの目標設定の具体例について見ていきたいと思います。
具体的に見ていくことで、より深く理解していただけるはずです。

1、 半年後のなりたい自分
毎日、満員電車に乗って、通勤したい
2、 長期目標
半年後までに、杖を使って電車に乗り、自宅から30㎞離れた会社に毎日通勤する。ただし、時差通勤にしてもらう。
3、 中期目標
3ヶ月後までに、杖を使って、自宅から3㎞離れた神社に毎日散歩に行き、階段の上り下りも行う。
4、 短期目標
1ヶ月後までに、杖を使って、自宅から1㎞離れた公園まで毎日散歩をする。

このように、なりたい自分から、長期目標、中期目標、短期目標と段階的に落とし込むことが大切です。また、目標設定の際には、SMART原則を意識することを忘れないでください。

おわりに

ということで今回は、目標の設定方法と期間について見てきました。効果的な目標設定のためには、長期目標を半年後、中期目標を3ヶ月後、短期目標を1ヶ月後と設定することをお勧めします。目標を立てる際には、理想の自分になるために、長期目標から中期目標、短期目標へと段階的に落とし込むことが重要です。また、SMART原則を念頭に置くことも忘れてはなりません。
さらに、目標を具体化する際には、担当セラピストのアドバイスを取り入れることも大切です。
これらのポイントを活用して、リハビリをより効果的なものにしていきましょう。

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