COPAIN(コパン)は遠隔リハビリに特化し、在宅でリハビリ科医やセラピスト、多様な専門家による身体と心の包括的なリハビリが受けられます。


リハビリを自宅で行う際のポイントと効果的な自主トレとは


脳卒中当事者の皆さん、通所が難しく、リハビリが中々受けられないと悩んでいませんか?
ご家族の皆さん、サポートが難しく、リハビリが受けさせてあげられないと悩んでいませんか?
この問題は、自宅でリハビリに励むことで、解消するかもしれません。
私自身、脳梗塞を発症した後、制度の問題や医師の判断で通所リハビリの時間が大幅に削減されましたが、自宅でリハビリに励むことで、何とか乗り越えることができました。
ということで今回は、自宅でリハビリを行う際のポイントと、効果的な自主トレーニング方法についてみていきたいと思います。
この記事を読むことで、「後遺症改善を諦めないでよいかもしれない!」と希望が持てること間違いなしです。

リハビリを自宅でおこなう3つのメリット

ここからは、自宅でリハビリをおこなう3つのメリットについて、見ていきたいと思います。

【メリット】
1、 慣れた環境で受けられる
2、 移動の手間がかからない
3、 コストが抑えられる

1つ目のメリットとしては、「慣れた環境で受けられる」という点です。
なぜなら、利用者は自分の生活空間でリハビリを受けることができるからです。
例えば、ベッド移乗を目的としたリハビリでも、病院にあるもので行うより、自分のベッドで行うほうが、より実践的になるのではないでしょうか。
つまり、「慣れた環境で受けられる」というのは、大きなメリットの1つです。
2つ目のメリットとしては、「移動の手間がかからない」という点です。
なぜなら利用者は、通所の手間なく、自宅でリハビリを受けられるからです。
例えば、近くにリハビリ施設がない場合、家族のサポートが必要になるケースもありますが、自宅の場合は必要ありません。
つまり、「移動の手間がかからない」というのは、大きなメリットの1つです。
3つ目のメリットとしては、「コストが抑えられる」という点です。
なぜなら、自宅で行うリハビリでは、移動にかかる時間や費用を省けるからです。
例えば、徒歩圏内にリハビリ施設がない場合、自家用車やタクシー、公共交通機関の利用が必須となります。
つまり、「コストが抑えられる」というのは、大きなメリットの1つです。

自宅で受けられるリハビリ:訪問リハビリと遠隔(オンライン)リハビリについて

自宅で受けられるリハビリには、「訪問リハビリ」と「遠隔(オンライン)リハビリ」の2種類があり、双方当事者にとって必要なサービスとなります。
なぜならば、それぞれに特徴があり、自分にあったものを選択もしくは併用するべきだからです。
ここからは、その特徴について見ていきたいと思います。

1、 訪問リハビリ
① 特徴
介護保険で受ける公的なサービス
② メリット
⑴ 介護保険のため、実費の1~3割の負担で受けられる
⑵ リハビリ専門職の指導が自宅で受けられる
③ デメリット
⑴ 介護認定が受けられた人しか受けられない
⑵ 時間的制約があり、週に最大2時間(退院後3ヶ月までは4時間)しか受けられない

2、 遠隔(オンライン)リハビリ
① 特徴
自費で受ける私的なサービス
② メリット
⑴ オンラインを通じて、リハビリ専門職の指導が自宅で受けられる
⑵ 時間的制約がない
③ デメリット
⑴ 全額自己負担となる
※また、遠隔(オンライン)リハビリには、3つの種類があり、それぞれに特徴があります。こちらについては、以前の記事で詳しく書いていますので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。https://miraicopain.com/2024/03/31/rehabilitation-online/ 

このように、自宅で受けられるリハビリには2種類あります。そして、それぞれに特徴があり、その点を理解し、自分にあったものを選択もしくは併用していかなければなりません。

自宅でおこなう自主トレーニング

ここからは、筋力強化の自主トレーニングについて見ていきたいと思います。
筋肉をつけることは、脳卒中の後遺症改善にとって、とても大切なことです。
なぜならば、運動麻痺の改善や筋力低下を防ぐためには、筋力トレーニングが欠かせないからです。
ただし、ここで取り上げるのは、一般的に良いとされる筋力トレーニングです。実際には、専門家のアドバイスを受けることがとても大切です。また、トレーニングを行う際には、転倒などには十分気をつけて行いましょう。

1、 腹筋・背筋トレーニング

腹筋と背筋は、体のコア部分を形成しています。このコアの筋肉を強化することで、体の安定性が向上し、歩行パフォーマンスの向上や転倒のリスクの軽減が期待できます。

2、 スクワット運動

大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋の筋肉を強化することで、歩行や立ち上がりなどの基本動作のパフォーマンス向上が期待できます。

3、 ブリッジ運動

大臀筋をはじめとした足後面の筋群の強化は、歩行や立ち上がりなどの基本動作のパフォーマンス向上に貢献します。

以上、一般的な筋力強化の自主トレーニングについて見てきました。確かに、筋肉強化は脳卒中の後遺症改善に重要なことですが、リハビリはそれだけではありません。結局、リハビリ専門職の指導のもと、自分に適したリハビリを行うことが、後遺症改善の近道なのです。

自分1人でリハビリを行うことは限界がある

やはり、自分1人で行うリハビリには限界があります。
なぜならば、自己判断には限界があるからです。
例えば、私は公的なリハビリがあまり受けられなかった過去を持ちます。その為、足らず分を専門書や無料のYouTube動画を活用することで、自主トレーニングでカバーしました。しかしながら、結局は遠回りをしたと考えています。なぜならば、自分が今どの地点にいて、今後何をするべきかを、全て自分で決めなければならなかったからです。
つまり、自分1人でおこなうリハビリには限界があり、自宅で行うリハビリでも、専門職の介入は必須となります。

おわりに

ということで今回は、自宅でリハビリを行う際のポイントと、効果的な自主トレーニング方法についてみてきました。
ちなみに、自宅でできるリハビリは、「訪問リハビリ」と「遠隔(オンライン)リハビリ」の2種類がありました。そして、それぞれに特徴があり、その点を理解し、自分にあったものを選択もしくは併用していかなければならないとお話しました。
更に、効果的な自主トレーニング方法も見てきました。しかしながら、1人で行うリハビリは限界があり、結局はリハビリ専門職の指導のもと、自分に適したリハビリを行うことが、後遺症改善の近道だともお話しました。
つまり、自宅で行うリハビリでも、リハビリ専門職の介入は必須となるのです。

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