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脳卒中当事者の皆さん、通所が難しく、リハビリが中々受けられないと悩んでいませんか?
ご家族の皆さん、サポートが難しく、リハビリが受けさせてあげられないと悩んでいませんか?
この問題は、自宅でリハビリに励むことで解消するかもしれません。
私自身脳梗塞を発症した後、制度の問題や医師の判断で通所リハビリの時間が大幅に削減されましたが、自宅でリハビリに励むことで乗り越えることができました。
ということで今回は、自宅でできるリハビリ動画を3本ご紹介したいと思います。また、自宅で受けられるリハビリや自主トレーニングを行う際の注意点についても見ていきたいと思います。
この記事を読むことで、自宅で効果的にリハビリを行うための方法について知ることができるでしょう。
目次
自宅でできるリハビリ
後遺症改善のためには、継続的なリハビリが重要です。
そこで今回は、3本の自主トレーニング動画をご紹介いたします。
どれも一般的な筋肉トレーニングなので、どなたにも効果的だと思われます。
ただし、実施しても問題ないかどうか、まず医師、または療法士の先生にご相談ください。
トランクカールエクササイズ
対象者
脳卒中患者
期待できる効果
腹筋の筋力向上
セット数
5回×3セット
手順
1、仰向けに寝て両膝を深く曲げましょう
2、胸の前で両手をクロスさせましょう
3、おへそを覗き込むように、ゆっくりと上体を持ちあげましょう
4、5秒間停止しましょう
5、ゆっくりと上体を床に戻していきましょう
6、3~5を繰り返しましょう
注意点
1、 開始にあたって、足をつく位置など、左右で対称的な姿勢をとりましょう
2、 肩甲骨が床から離れる程度まで、上体を起こしましょう
3、 腰痛などが生じる場合は無理せず休むようにしましょう
スクワットエクササイズ
対象者
脳卒中患者/左片麻痺
期待できる効果
左足のバランスパフォーマンス向上
セット数
10回×3セット
手順
1、椅子を準備しましょう
2、椅子の背を非麻痺側の手で持ちましょう
3、足を肩幅に開きましょう
4、つま先と膝が同じ向きになるようにしましょう
5、太ももと床が平行になるまで、お尻を下げましょう
6、ゆっくりとお尻を元の位置まで戻しましょう
7、5〜6を繰り返しましょう
注意点
1、右手で手すりなどを把持しながら行いましょう
2、左足にしっかりと体重をかけるよう意識しましょう
3、膝を曲げながら、上体はお辞儀するように動きましょう(前傾姿勢を意識)
ブリッジエクササイズ
対象者
脳卒中患者
期待できる効果
お尻の筋肉の筋力向上
セット数
5回×3セット
手順
1、仰向けに寝て両膝を深く曲げましょう
2、胸の前で両手をクロスさせましょう
3、腰を床に押しつけてから、ゆっくりとお尻を持ち上げていきましょう
4、お尻を膝とお腹が一直線になるような意識を持って持ち上げましょう
5、5秒間停止しましょう
6、ゆっくりとお尻を床に戻していきましょう
7、3~6を繰り返しましょう
注意点
1、 開始にあたって、足をつく位置など、左右で対称的な姿勢をとりましょう
2、 左右でお尻のあがり具合が同じとなるよう注意しましょう
3、 腰を反ると腰痛発生につながります。腰は丸めるようなイメージでお尻を上げましょう
自宅で受けられるリハビリ
ここまでは、自宅でできる自主トレーニング動画についてご紹介してきました。ここからは、自宅で受けられるリハビリについて見ていきたいと思います。
自宅で受けられるリハビリには、4種類があり、双方当事者にとって必要なサービスとなります。
なぜならば、それぞれに特徴があり、自分にあったものを選択もしくは併用するべきだからです。
ここからは、その特徴について見ていきたいと思います。
訪問リハビリ
自宅にセラピストが訪問し、リハビリを受けるスタイルが訪問リハビリです。
対象
介護保険を受給している患者
費用
実費の1~3割
▶1時間あたり3,000円程度
メリット
1、介護保険のため、実費の1~3割の負担で受けられる
2、リハビリ専門職の指導が自宅で受けられる
デメリット
1、介護認定が受けられた人しか受けられない
2、時間的制約があり、週に最大2時間(退院後3ヶ月までは4時間)しか受けられない
自費の訪問リハビリ
自宅にセラピストが訪問し、自費でリハビリを受けるスタイルが自費の訪問リハビリです。
対象
公的なサービスが受けられない、満足できない患者
費用
全額自費負担
▶1時間あたり10,000~20,000円程度
メリット
1、リハビリ専門職の指導が自宅で受けられる
デメリット
1、全額自費負担となる
遠隔(オンライン)リハビリ
オンラインでセラピストと面談しリハビリを受けるスタイルを、本ブログでは遠隔(オンライン)リハビリとさせていただきます。
対象
公的なサービスが受けられない、満足できない患者
費用
全額自費負担
▶月額30,000~50,000円程度
メリット
1、オンラインを通じて、リハビリ専門職の指導が自宅で受けられる
2、自分のペースで進められる
デメリット
1、全額自己負担となる
ストック動画型リハビリ
事前にストックされた動画を見ながら自主トレーニングを行うリハビリを、本ブログではストック動画型リハビリとさせていただきます。
対象
公的なサービスが受けられない、満足できない患者
費用
全額自費負担
▶月額0~3,000円程度
メリット
1、コストが安い
2、自分のペースで進められる
デメリット
1、 専門家の指導が受けられない
2、 1人で継続する必要がある
このように、自宅で受けられるリハビリには4種類あります。そして、それぞれに特徴があり、その点を理解し、自分にあったものを選択もしくは併用していかなければなりません。
自主トレーニングの重要性
リハビリでは、自主トレーニングが非常に重要です。
なぜなら、どんなに素晴らしい指導を受けたとしても、反復練習で身に付けなければ意味がないからです。
例えば、スポーツでも名コーチに指導を受けただけでは上達はしません。教わったことを、反復練習するから上達するのです。
リハビリでも同じように、指導を受けた後の自主トレーニングが大切なのです。
自主トレーニングの注意点
ただし、闇雲に自主トレーニングを行っても意味はありません。
なぜなら、自分に適したリハビリでなければ、改善は期待できないからです。
例えば、ゴルフでも闇雲に練習しても上達はしません。要は、正しい指導を受けた上で、反復練習を繰り返すから上達するのです。
その点COPAINのリハビリは、利用者様の個別指導と日々のサポートを行うことで、無理なく反復練習を行うスタイルをとっております。
ご興味のある方は、下記URLより無料の詳しい資料をお申込みください。
このように、自主トレーニングはリハビリにとても大切ですが、闇雲に行っても意味がありません。ですから、専門家の正しい指導を受けた上で行うことが大切なのです。
おわりに
ということで今回は、自宅で効果的にリハビリを行う方法について紹介しました。
今回は、自宅でできるリハビリトレーニング動画を3本紹介し、具体的な運動手順や効果を説明させていただきました。さらに、自宅で受けられるリハビリの特徴や注意点などを紹介させていただきました。
どうか本記事が、皆さんの健康と回復へのサポートとなりますように。
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