COPAIN(コパン)は遠隔リハビリに特化し、在宅でリハビリ科医やセラピスト、多様な専門家による身体と心の包括的なリハビリが受けられます。


リハビリを支える励ましの言葉とは


脳卒中当事者のみなさん、毎日のリハビリの中で、孤独を感じることはありませんか?
家族や周囲のみなさん、脳卒中当事者に対して、どのように声掛けをするべきか悩むことはありませんか?
この問題を解決するためには、まずは、励ましの言葉の重要性について知ることが大切です。
なぜなら、励ましの言葉は当事者にとって、つらいリハビリを継続するための力となり、改善効果を高めるからです。
今回は、励まされることの重要性と、励ますことの重要性について、見ていきたいと思います。
この記事を読むことで、当事者は励ましてもらうことの大切さに気付き、家族や周囲の方々は励ましの言葉を贈る重要性について知ることができるでしょう。

励ましの重要性

励ましの言葉は、リハビリに取り組む当事者を、前向きにする力を持っています。ですから、家族や周囲の人達は、当事者に対して励ましの言葉をかけ続けることが大切です。
なぜなら、励まされることで、リハビリに対して積極的に取り組むことができるようになるからです。リハビリは孤独な戦いですが、その成功は周囲のサポートが大きく影響します。
例えば、あなたが何かに真剣に取り組んでいる時、周囲が無関心だった場合、思った通りの結果が出ないことがあるでしょう。これは、リハビリでも同じことです。
したがって、周囲の人達は、リハビリに取り組む当事者に対し、励ましの言葉をかけ続けなければなりません。その結果、当事者は、前向きにリハビリに取り組むことができ、改善効果が高まるのです。

日々の励ましの言葉は、対面と文面を併用して贈る

まずは、励ましの言葉を贈る頻度について見ていきたいと思います。
これは、ずばり毎日です。
なぜなら、人は環境に左右される生き物ですから、励ましてもらうことで、想定以上に頑張ることができるからです。
例えば、私は以前勤めていた会社で、厳しい目標を与えられたことがありました。そんな私に、上司は日々励ましの言葉を贈ってくれました。結局、私はギリギリのところで、目標を達成することができました。
つまり、励ましの言葉を贈られることで、人は能力以上の結果を発揮することができるのです。もちろん単発的な励ましも効果はありますが、効果を持続するためには、毎日の励ましの言葉が大切なのです。
次に、伝達方法について、見ていきたいと思います。
こちらは、対面と書面を併用することで、励まし効果を高めることが大切です。
なぜならば、対面にも、書面にも違ったメリットがあるからです。
とは言え、最初はやはり、対面で励ましの言葉を贈るべきです。もちろん、オンラインツールを活用しても構いません。やはり、人は直接顔を合わせることで、熱い想いが伝わるものです。
ただし一方で、間接的に想いを伝えた方がいい場合もあります。対面では伝えづらいことも、メールだと伝えやすい場合があります。また、継続的に励ますという点でも、書面は優れたツールだといえます。
つまり、対面による励ましと、書面による励ましを、併用することが大切なのです。

当事者へ贈る励ましの言葉:文例

励ましの言葉は、対面と書面を併用することが重要だとお話しました。
なぜならば、対面にも、書面にも違ったメリットがあるからです。
ではここからは、具体例で見ていきたいと思います。今回は、リハビリを頑張る夫へ、妻が送った励ましの言葉について、見ていきたいと思います。
1、 対面の場合
「〇〇さん、今回は大変だったね。私もどうしていいか分からず、ごめんなさい。あと、あまりリハビリのお手伝いができず、ごめんね。病院では、作業療法士の先生のお話をちゃんと聞いて、リハビリ頑張っていると聞いています。大変だけど、一緒に乗り越えていきましょう。」
2、 書面の場合
「〇〇さん、今回は本当に大変だったね。私もどうしていいか分からず、〇〇さんのサポートがあまりできていません。ごめんなさい。それと、あまりリハビリのお手伝いができておらず、ごめんね。私も少しずつ勉強して、サポートできるように頑張ります。今通っているA病院では、リハビリ頑張っていると□□先生から聞きましたよ。本当にすごいと思います。これからも、リハビリ頑張っていきましょうね。大変だけど、夫婦で一緒に乗り越えていこうね。」
この文面を見ると、一見、書面の方が丁寧と感じるかもしれません。ただし、対面の場合は、表情・身振り・口調などで、感情を表現することが可能です。逆を言うと、書面ではそれができない為、丁寧な文章表現が必要となります。その一方で、直接対面で夫に対し、「本当にすごいと思います」と伝えることは、かなりハードルが高いのではないでしょうか。逆に、書面では、それが伝えやすいというメリットがあります。
つまり、対面による励ましと、書面による励ましを、併用することが大切なのです。

周囲のサポートを活用し、励ましてもらう環境をつくる

今まで見てきたように、励ましの言葉は偉大です。ただし、毎日家族だけで励まし続けることは、負担となってしまうケースもあります。そんな時は、周囲のサポートを積極的に活用することが大切です。
なぜならば、リハビリは本人が納得するまで続けるものであり、長期戦となるケースがほとんどです。ですから、家族だけで乗り越えることは、難しい場合があります。
例えば、患者会に参加してみるのも1つの方法です。なぜなら、当事者同士で励ましあうことも大切なことだからです。ただし、患者会も様々なものが存在しますので、患者自身が自分で合うものを探したり、家族と一緒に探したりすることが大切です。
つまり、励まし、励まされることはとても大切なことですが、リハビリという長期戦では、外部のサポートを活用することも、重要なことなのです。

おわりに

ということで、今回は、励まされることの重要性と、励ますことの重要性について、見てきました。励ましの言葉は、リハビリに取り組む当事者を、前向きにさせることができます。ですから、家族や周囲の方々は、外部のサポートも活用しながら、日々励ましの言葉を贈り続けましょう。

公式LINEで、お友達になってください

脳卒中後の生活に役立つ、セミナーアーカイブ動画を無料でプレゼント中
<プレゼント内容>
・脳卒中後の栄養管理
・脳卒中後あなたを守る福祉制度
・脳卒中後のストレス管理
・脳卒中後の睡眠管理
・脳卒中後の仲間づくり
・脳卒中後のリハビリテーション
今後も追加予定。
下記より、お友達登録お願いします!

友だち追加

Follow me!


PAGE TOP