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脳卒中後のリハビリは、再発リスクを下げる!

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脳卒中は再発率の高い病気。恐ろしいですよね?
ただし、ある習慣を取り入れることで再発率が下がります。食事?睡眠?禁煙?もちろん全て大事です。しかし、今回のお話は少し違います。
実は、中国の四川大学などの研究によると、その習慣を続けることで再発リスクが10.7%低下したそうです。
というわけで今回の記事では、脳卒中の再発率を下げるある習慣について見ていきたいと思います。
この記事を読みおえるころには、再発への恐怖がやわらぐかと思います。

脳卒中の再発率は、10年以内で51.3%

皆さんご存じの通り、脳卒中は再発率のとても高い病気です。
例えば、京都大学医学付属病院の研究では、
・1年以内に12.8%の再発
・5年以内に35.3%の再発
・10年以内に51.3%の再発
というデータがあります。
確かに、私が入院していた当時、同室の方は4度再発されていました。ただし、決して珍しいケースではなく、皆さまのまわりにも似たようなケースはあるのではないでしょうか?
つまり、脳卒中の再発率は非常に高く、再発は決して他人事ではないということです。

運動量を増やすことで、脳卒中の再発率が10.7%減少

適度な運動をおこなうことで、脳卒中の再発率を下げることが可能です。
実は、中国の四川大学では運動と再発率について調査がされています。この研究は、初回虚血性脳卒中患者764人を対象におこなわれました。結果として、週に数回の身体運動を行うことが、脳卒中の再発リスクを低減させることが立証されました。
具体的には、週に1回追加で運動するごとに、脳卒中の再発リスクが10.7%低下することが分かりました。
参考文献:Hou, L. et al. Association between physical exercise and stroke recurrence among first-ever ischemic stroke survivors. Sci Rep 11, 11822 (2021).
つまり、身体運動は脳卒中の再発率低下に大きく関わっていたのです。

毎日のリハビリは後遺症改善だけではなく、再発予防にも重要

リハビリは、再発予防にも極めて重要です。
それはなぜかというと、毎日行う反復練習や散歩、そのリハビリ自体が立派な運動だからです。
例えば、厚生労働省は健康な成人に対し、1日60分以上の歩行と週2~3回の筋トレを推奨しています。なぜなら、運動をする人は、しない人に比べると病気になる割合が低かったからです。
つまり、脳卒中になった私達にとってリハビリは最適な運動となり、後遺症改善だけではなく、再発予防にも重要だということです。

おわりに

日々リハビリを継続することは、苦しいですよね?なぜかというと、毎日劇的な改善を感じることは難しいからです。この点、私自身も常に感じていました。
ただ、毎日行うリハビリに再発予防という観点を加えてみると、継続するための活力になるのではないでしょうか?そして、その毎日の積み重ねが、後の改善につながるのだと私は思います。

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松本安弘

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