COPAIN(コパン)は遠隔リハビリに特化し、在宅でリハビリ科医やセラピスト、多様な専門家による身体と心の包括的なリハビリが受けられます。


リハビリをやる気にさせる、内発的動機付けと3つの要素


「リハビリはしたいけど、どうしてもやる気が起こらない」
「リハビリをしてもらいたいけど、どうしてもやる気にさせられない」
こんな悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか?しかし、この問題は意外と簡単に解決できます。実は、適切な動機付けでやる気を引き出し、その後、やる気を持続させるための3つのポイントを意識するだけで良いのです。
私も過去にリハビリを継続することに苦労していましたが、この方法で、毎日のリハビリに取り組むことができるようになりました。
ということで今回は、リハビリをやる気にさせる動機付けと、持続させるための3つのポイントついてお話します。
この記事を読むことで、リハビリに積極的に取り組めるようになるでしょう。

内発的動機付けでやる気を引き出す

やる気が起こる動機付けには、内発的なものと外発的なものがあります。リハビリで特に重要なのは、内発的な動機付けです。
なぜならば、外発的な動機付けだけでは、人は物事をはじめられないからです。
ここからは、2つの動機付けについて少し見ていきます。
・内発的動機付け:物事に対する興味や関心など、内面からの働きかけによって生まれる
・外発的動機付け:報酬や評価や罰など、外部からの働きかけによって生まれる
例えば、ダイエットを始める時、あなたは外発的動機付けで、スタートできるでしょうか?仮にはじめられたとしても、継続は難しいと思います。
つまり、やる気を出して物事をスタートさせるためには、内発的動機付けが重要なのです。

3つの要素でやる気を持続させる:「正しい目標設定/ポジティブフィードバック/メンタルケア」

リハビリのやる気を持続させるためには、3つの要素が必要です。
1つ目は、正しい目標設定
2つ目は、ポジティブなフィードバック
3つ目は、メンタルケア
になります。
なぜなら、人間はこの3つが揃わないとモチベーションが維持できないからです。
ここからは、1つずつみていきます。
1つ目は、「正しい目標設定」です。例えば、アメリカの心理学者ロックが提唱した「目標設定理論」では、やる気の違いは目標設定の違いによってもたらされるとしています。この理論では、本人が納得している場合、曖昧で低い目標よりも、明確で高い目標の方が、やる気が持続するとされています。
2つ目は、「ポジティブなフィードバック」です。例えば、人材育成では「ポジティブフィードバック」が重要視されています。これは、相手の良いところを見つけ出し、肯定的に指摘することで、モチベーションを高め、やる気を持続させる手法です。
3つ目は、「メンタルケア」です。ナイジェリアのBOWEN大学では、仕事のストレスが従業員のパフォーマンスにどう影響するか、そしてパフォーマンスを向上させるためにはどのようなストレス管理が適正か、について調査されています。結論として、従業員がストレスをうまく管理できた場合には、やる気が持続され、組織全体の目標達成にもつながりました。
これはリハビリにおいても同じことで、
1、 自分自身が納得できる範囲内で、明確かつ現実的な高い目標設定をおこなう
2、 ポジティブなフィードバックを受け取れる環境に身を置く
3、 ストレス軽減のために、メンタルケアを取り入れる
ことが、やる気を維持するためには重要です。ですから、当社のリハビリでは、この3点が自然と揃う環境づくりを大切にしています。

やる気は、後遺症改善の原動力

一般的に、やる気は後遺症改善のための原動力となります。
なぜならば、リハビリの目的は後遺症の改善で、この目標を達成するためには継続してリハビリを行う必要があり、リハビリを続けるためにはやる気を保つことが必要不可欠だからです。
例えば、運動でも勉強でも、やる気を持続して取り組んだ方が、より良い結果に繋がります。これは、リハビリでも同じことです。
つまり、やる気を持続して、日々のリハビリに取り組むことで、リハビリの質が向上し、より高い改善結果が期待できるのです。

まわりからの過度なプレッシャーが、内発的動機付けを低下させる

外部からの過度なプレッシャーは、内発的動機付けを低下させます。
なぜならば、人間は自発的な生き物だからです。
例えば、子供の頃に両親から勉強をするように言われて、逆にやる気をなくした経験はありませんか?これは、リハビリでも同じことです。
もちろん、プレッシャーは大切です。ただし、あまりにも過度にプレッシャーを与えることは、当事者本人の内発的動機付けを低下させます。この点を、家族や専門職は注意しなければなりません。

内発的動機付けと3つの要素を味方にしたAさん

Aさんは、内発的動機付けと3つの要素を活用し、積極的にリハビリに取り組んでいます。
この取り組みが可能な理由は、当社のリハビリプログラムにあります。このプログラムでは、
1、利用者と専門職で話し合いながら、目標設定をおこなう
2、担当セラピストから、毎日チャットで励ましやアドバイスがもらえる
3、公認心理師によるカウンセリングやマインドフルネスが受けられる
という点です。このサポートを受けることで、Aさんは1年以上にわたりやる気を持続し、リハビリを継続させています。
例えば、他人から強要されて行う筋トレを、長期間続けるのは難しいのではないでしょうか?しかし、健康になりたい、見た目が良くなりたい、という強い内発的動機付けで、「正しい目標設定/ポジティブフィードバック/メンタルケア」が活用できれば、継続は可能だと思います。
Aさんも、当社のリハビリプログラムを活用し、やる気を持続することで、日々の改善に取り組んでいます。

おわりに

今まで見てきた通り、リハビリをやる気にさせるためには、内発的な動機付けが重要でした。更に、内発的動機付けによるやる気を持続させるためには、
1、自分自身が納得できる範囲内で、明確かつ現実的な高い目標設定をおこなう
2、ポジティブなフィードバックを受け取れる環境に身を置く
3、ストレス軽減のために、メンタルケアを取り入れる
ことが大切でした。ぜひ、皆さまも意識してみてください。

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